立山(雄山~大汝山~富士の折立~大走り~雷鳥沢)

2018年9月19日

好天に恵まれた朝、いよいよ室堂から立山登山開始です。皆さんご存知かもしれませんが、立山と称する独立峰はなく、雄山、大汝山、富士の折立の3つの峰の総称です。

主峰雄山に向かって8時40分登山開始。まずは中間地点の一ノ越を目指して石畳の登山道を進みます。

一ノ越

最初はなだらかな登りですが後半から勾配がきつくなってきます。
それでも1時間程で一ノ越に到着、室堂からの標高差は約300mです。

一ノ越からは岩の多いガレ場を登って行きます。

浮き石なども多く、なかなか大変な登りです。
下に見える一ノ越がだいぶ小さくなってきました。

三ノ越から見た室堂平

ようやく山頂が見えてきました。

雄山

山頂に到着。かなりゆっくり登ったので室堂から2時間40分程かかりました。

雄山山頂の様子

一人500円を払って雄山神社峰本社に向かいます。

神主さんにお祓いをしてもらいお神酒を頂きました。

峰本社の横にある山頂の碑。

雄山東側斜面にある御前沢雪渓、氷河と認められています。

山頂で昼食をとってから立山縦走開始、次の大汝山に向かいます。

岩の多い稜線が続きます。

途中眼下に黒部ダムが見えました。

大汝山

雄山から40分程で立山最高峰の大汝山山頂(3015m)に到着です。

次は富士の折立を目指します。あいかわらず道はこんな感じです。

富士の折立

20分程で富士の折立(2999m)に到着。

ここから真砂岳方面に進みます。向こうには剱岳が見えます。

富士の折立からしばらく下ってくるとなだらかな尾根道にでます。右側は内蔵助カール、これも氷河です。

大走り

ここから真砂岳、別山を経由して雷鳥坂を下るルートが一般的なのですが、既に2時近く更に登る体力もなくなってきたので大走りを通って下山することにしました。
(でも本当に大変だったのはここからでした)

大走りへの分岐道

ジグザグのガレ場が延々と続き、足にかなり負担がかかります。
途中何度か滑って転んでしまいました

途中、道を見失ったりもしましたが2時間程でようやく浄土沢に到着、もう膝がガクガクな状態です。
天気が良く雷鳥沢キャンプ場が見えていたので方向は見失いませんでしたが、霧で視界がなかったらと思うとちょっとぞっとしました。
(後で調べたら大走りはあまり初心者向けのルートではないみたい…)
ちなみに浄土沢は称名滝の源流なんですね。

浄土橋を渡って階段を登ると雷鳥沢キャンプ場です。

やっと到着と思ったら、ここから室堂までは結構登らなくてはなりません。
延々と続く階段をひたすら登り続けます。

終わったと思ったらまたその先に階段、更にまた階段と心が折れそうになりますが、がんばって登ります。

りんどう池

血の池

地獄谷。ここは立ち入り禁止です。

みくりが池

雷鳥沢キャンプ場から登る事1時間20分程でようやくホテルが見えてきました。

以上、約8時間30分に及ぶ立山登山でした。
とっても疲れたけどお天気も良く景色は最高でした。
だいたいのルートはこんな感じ。

立山黒部アルペンルート(2日目)

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