痔の手術体験記4 手術翌日

手術翌日

手術翌日は5時頃目が覚めました。睡眠薬のせいか比較的よく眠れたし、痛みもそれ程強くありません。基本的に今日は1日ベットの上で安静です。

7時頃看護師さんがガーゼを交換してくれて、カテーテルも抜いてくれました。実はカテーテルを抜くとき痛いというブログ記事があって、これも心配していたのですがそれ程でもなく、何と表現したらよいか「ふにゃっ」という感じでした。(わかるかな~)

この時点で手術着からパジャマに着替えます。また手術後から穿いていた紙オムツも脱いで普通の下着に履き替えるのですが、実は創部からはピンク色の滲出液がかなり出てきます。その為ガーゼを当てて、さらに下着が汚れないように女性用の生理用品(ナプキン)を使用する事になります。

朝食
9時なると待望の朝食です。一昨日は検査食のみ、昨日は何も食べてませんので腹ペコです。パンとスープの軽い食事ですが、それでもとても美味しく思わず涙が出そうになってしまいました。(ご飯が食べられるって幸せな事なんですね)

それと食後はこんなに薬を飲まなければなりません。
(手術とは関係ない高血圧の薬も含まれていますが)

昼食からはほぼ普通の食事になります。
ここの病院は食事もなかなか美味しく、入院中は1品たりとも残しませんでした。

処置の時間
ここの病院では8時と14時に処置の時間があり、今日の午後から私もデビューです。
放送が入ると名札を首からぶら下げて手術室の前に並び、順番に看護師さんに傷の確認、消毒をしてもらいます。また痛みや排便の状況などもここで報告して、薬の量を調整したりします。手術後は便の硬さを薬でコントロールしなければなりません。軟便剤を飲んでちょうどソフトクリーム位の硬さになる様にするのですが、こ薬の量の調整がなかなか難しいいです。でもここの看護師さんは皆さんプロで、的確な指示をしてくれます。
午後は点滴を3パックして18時に夕食となりました。

排便と座浴
夕食後、ついに恐れていた便意が訪れました。
トイレに行って極力いきまない様に排便します。特に出血はありませんでしたが創部がヒリヒリととても痛いです。通常座浴は明日から本格的に始めるですが、排便があった為初めての座浴を行いました。

便器に座浴器をセットしてエアーポンプに接続します。全てのトイレにはお湯がでるシャワーヘッドがありますので、そのお湯を座浴器に溜めます。エアーポンプのスイッチをONにすると座浴器の底から泡がブクブク出てきますので、そこにお尻を浸けて座浴します。消毒薬を1滴入れて3分、お湯だけで3分と1セット2回の座浴を行います。座浴が終わったらウォシュレットのエアーで乾燥させて、新しいガーゼを当てて完了です。

明日からこの座浴を1日に10回以上行うのですが、座浴を行うと痛みが和らぎます。また、創部をいかに清潔に保つかが重要で、座浴はとても有効な治療法との事です。

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